成章野球部、豊橋で紅白戦

 成章高校野球部は1日、豊橋市民球場で紅白戦を2試合行った。午前中の第1試合はにわか雨に、午後の第2試合は風に見舞われる中、部員たちはそれぞれ課題を見つけた様子だった。


 紅白戦は2月から行い、今回で4日目。レギュラー組を中心にしたAチームと控え選手ら中心のBチームで対戦した。第1試合はAチームにエース小川泰弘投手が登板。9―0と力の差を見せた。第2試合は小川投手が登板せず7―7の引き分け。控え選手や1年生部員も好調さを見せていた。
 部員たちは、打つタイミング、力の入れ方でどのように飛ぶか、試合を通じた守備の連携を確認しながらの調整。投手は、球の切れ具合やコントロールを確認しながらプレー。試合を通じて試合勘や自分の感覚を取り戻していた。
 小川投手は「きのうまでの疲れがとれた。球も思うとおりのところへ投げられた」と好調さをアピール。順調な調整ぶりを見せた。
 2試合終えて糟谷寛文監督は、個々の選手に課題をあげながらも「小川(投手)の球もまあまあよかった。ほかの投手もいい球を投げる場面があった。打撃陣もよく振れるようになってきた」と合格点のジャッジ。甲子園に向けて最終調整が順調に進んでいることを示した。
 練習試合が解禁になる8日は、田原市滝頭球場で磐田西高、9日は同球場で名古屋国際高と対戦する。
東日新聞 電子版 2008.03.02
東日新聞

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