H23新人戦、Aゾーンは延長を制し高師台
平成23年度豊橋市内中学校新人体育大会(軟式野球の部)のAゾーン決勝戦は、まれに見る接戦となった
Aゾーンは、教育リーグの覇者高師台中学校と、牟呂中学校が対戦した。
牟呂中学校の投手は序盤、制球良くストライク先行のピッチングを行うも、初回に左中間への2ベースと、牽制が逸れた間に3塁まで進み、1アウト3塁の大ピンチを迎えた。ここを三塁ゴロで本塁で刺し守り切った。
一方の高師台中学校は5球連続ストライクで三振を奪うと、次の打者も三振、セカンドゴロと調子の良い立ち上がり。初回から両チーム投手戦になることが予想された。
7回には、高師台の攻撃では、投ゴロをうまく捕球できず悪送球も重なり2塁へ、その後送球がそれる間に一気に三塁まですすみ2アウト3塁になるも、サードゴロに打ちとり得点チャンスを逃す。
試合は0-0のまま延長へ、その後も両チーム得点できず 10回特別ルール(満塁)へ
10回表高師台の攻撃
ショートゴロの間に1点、1アウト2・3塁となると、ショートゴロを遊撃手がホームへ送球、タッチが出来ず2点目、続く打者をライトフライに打ち取るも、飛び出していた1塁ランナーを刺せず、その間に本塁を狙われ3点目を奪われた。
続く10回裏室野攻撃
これまで、完璧なピッチングを続けていた高師台が四球で押し出しをすると、観客席の関係者からも「今までをみてると考えられない」と声がきこえるほどだった。
次の打者がセンターフライに打ち取ると、牟呂はタッチアップが行えず、ランナー2・3塁のまま。続く打者を投ゴロに打ち取るもその間に1点入り、1点差まで追いついたが、最後は三振で高師台が高師台の優勝が決まった
試合内容は、まさに投手戦。1点が重く、一つの判断ミス、エラーが取り返しの自体を招く。そんな事を考えさせる試合展開でした