勝ち審か負け審か

 毎度毎度の事ながら、勝ったチームが審判をやることに対しての不満がまた再燃しているようです。
当チームとしても例外ではなく、出来ることなら審判をやりたくないという意見はでた事がありますが、
負けたチームが審判となると、「棄権試合」などの場合に審判が集まらなかったりと言ったことが容易に予想できます


さて、今回の話題は野球協会の公式ウェブサイト上にある掲示板から

試合後の審判本当につらいですよねっ
勝って審判をやるって制度はやっぱりおかしいのかなっと思います
本当に事実審判をやりたくないと思ったら全力でプレーしなくなっています
負けたくないけど勝ったら審判しないといけないし
もう一試合残らないといけないのはちょっとつらいです
色々な方面からみんな協力しあってやることなので不満ばかり
いえませんが何かいい方法を検討してもらいたいです

という意見
まさに その後の管理人さんの答えが全てであると当サイトでも考えております

試合に勝ったチームの審判の件ですが本当に難しい問題です。
先日もこの問題についてお答えしましたが、直ぐに解決は難しいことだと思われます。
これからは雨の中、猛暑の中、冬は厳寒の中、1時間30分の試合をして、次の試合の審判を6人で交替してやっても大変だと言うことは承知しております。
負けチームに審判もなかなか難しいこともあります、日程表など見に行かなかったり、会社チームで行事の為にどうしても棄権しなくては成らない場合もございます、棄権したチームに『負けだから審判に来てください』は不可能に近いと思われるし・・・ほんと難しい問題ですね。
私個人の意見としては、やはり勝ちチームが審判をして頂くほうが今のところ良い様に思われます。
本当は審判員がすべてするのが理想ですが、そうすると今の審判員の3倍の人員が必要になります。そうですねA級チームのように各チーム1名以上審判員に登録して頂いてます、審判講習会を受けて頂き(これでも16チームで協力して頂けるのは2~3人)審判会議に出席して審判のできる日程を決めます。
各チーム1名の審判員選抜となると、今年度の登録が150チームですから、150人の審判員誕生が机上ではなりますが、先ず不可能に近いお話でしょう。
豊橋野球協会は365日審判員を募集致しております。審判員も高齢化が進み若い選手の皆さんから『審判員に成ってやろう』と言う方が出てくることを期待しております。毎年ルール改正はあるし、結構難しい規則等もございますが、勉強すれば結構面白い面もございます。
新たに審判員に成ろうと言う方には親切丁寧に指導も致しております。
貴チームの中はもちろんのこと、他のチームにも呼びかけて頂き、審判員が増えるようにご協力をお願い申し上げます。
話はそれましたが、管理人からのご返事です。

前述通り、棄権試合の場合、例えば「チーム内の不幸など」によって棄権になり、それでも6人来て欲しいというのは難しいものがあると思います。
また、負けたチームとなってしまうと、「一番落ち込んでいる」時でのジャッジとなり、ジャッジに乱れが出てしまう可能性があります。
それでは協会側が全て審判をやったらどうでしょうか?
石巻球場だけでも12人程度(3審制)で休憩無し、他球場でも同じようにとなると流石に人が足りなくなるのではないでしょうか?
そういう意味では現状のシステムで問題がないと考えています。
但し、問題として
豊橋野球協会の社会人野球には多くの「野球初心者」もしくは「少年野球、部活野球」で学んできていない選手が多く存在し、ルールについて全て把握しきっていない選手審判が存在しているのではないでしょうか
また、球場ルールというのは 軽く学んではいる物の、全てのパターンを学びきっている前提で話を進めることにも問題があると思います
過去の例として、
「石巻球場 球場ルールによるエンタイトルを、塁審が把握しきっていなかったため、インプレーとして試合を続行し、主審はエンタイトルになる事に気づいていたのにもかかわらず、塁審が判断する範囲として訂正を行わず、それに気づいた選手(主将・監督以外)の確認に対して、『主将監督以外の抗議を受け付けない』として拒否」
「一塁手へ回されたボールを捕球する前に タイミングアウトとして アウトを宣告し、主審があまりに酷いとして 塁審を含めた協議の末、塁審がセーフに変更した」
「一塁手へ回されたボールを捕球する前に タイミングアウトとして アウトを宣告し、一塁手が落球したにも関わらず訂正を行わず。選手(主将)が塁審(前試合勝利チーム選手)に抗議を行うが、塁審は顔を合わせないなどし実質の抗議拒否」
「インプレー中のボールが外野フェンスのない隙間を抜けていったが、塁審が『球場ルールが分からず』主審に確認を取るが、主審が『塁審が判断しろ』としてエンタイトル。実際にはフリーでありランニングホームランが取り消された」
「球場ルール通りに試合進行を行わなかった事に対して、チームが『球場ルールの確認のため』の質問に対して、主審が『たしかに球場ルール通りではない事は分かっているが その場(時)以外では説明を行わない』として 『今更言うな』と説明を拒否、その後 攻守交代後の同様プレーに対し、気づいたベンチプレイヤーが、(説明を求める権利を有す)主将・監督に対して『プレーを止めて確認しろ』と声を上げたところ、それに対して主審が『(説明を求める権利を有しない)選手が抗議を行うな』と注意を行う。試合後に確認に対しても同様の対応を行う」
など、柔軟性のない対応と柔軟性のある対応が混ざり合い 試合状況によっては両チームと塁審を行った選手、主審の間に危険な空気が流れる例が多い。
勝ちチームが審判を行うのは問題がないとは思うものの、
審判員として主審を任せられられる協会側審判は、「塁審が全てのルールを把握していない可能性がある」として柔軟な対応を求めたいものだ
(匿名希望者様からの投稿に対する当サイトの意見、担当者FUMI)


【補足】
 勝ち審判が行いたくないとの理由で試合に負けるようなチームがあるとすれば、
野球規則の「各チームは、相手チームより多くの得点を記録して、勝つことを目的とする」に反するとして、野球の試合を行う権利がないとして 所属を外れてもらいたい

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