ミットを動かす行為を禁止、H22年3月審判会議
TBBAスタッフブログによると、平成22年3月審判会議で、捕球後にミットを動かす行為、ボールの宣告後にミットをその場においておく行為などを禁止することが決まった。
TBBAスタッフブログより転載
マナーアップとフェアプレイの両面から、次の6項目のような行為を禁止する。
(1)捕手が投球を受けたときに意図的にボールをストライクに見せようとミットを動かす行為。
(2)捕手が自分でストライク・ボールを判定するかのように、球審がコールする前にすぐミットを動かして返球体制に入る行為。
(3)球審のボールの宣告にあたかも抗議するかのように、しばらくミットをその場においておく行為。
(4)打者がヒジ当て利用してデットボール狙いの行為。
(5)打者がインコースの投球を避ける動きをしながら当りにゆく行為。
(6)プレイ中みだりにベンチを出る行為。(次打者、競技に出る準備をしている者を除く。)
(2)、(3)についてはマナーとして元々問題のある行為であり、プロなどでも最近厳しくする方向性に動いていることである。
打者における(4)、(5)行為は、今更定義しなくても 「打者が打とうとしなかった投球に、打者が投球を避けないでこれに触れたとき」に該当し ボールと宣告されるが、各チームが冗談半分で「当たれよ」と表現することに苦言を呈した形ではないかと思われる。
(6)は 草野球レベルでどこまで求めているか という点が判断しづらい点である
さて、(1)であるが、高校程度では 上手なキャッチングといわれる行為。しかし、海外の多くの場合、動かした時点でボールと思ったのではないか とか判断されたり、動かした時点でボールと判定していいとなっている行為。
動かすことが癖になってしまった捕手にとっては、ボールかストライクかに関わらず 体の中心に持ってくるようにしか取れない(スナップを効かせて巻き込むようにとるような癖がついた)人もいると思うので、徐々に浸透すればと思います。
協会 スタッフブログより
http://official.hamazo.tv/e2297757.html
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