成章が春甲子園 21世紀枠候補9校に選ばれる

成章が春甲子園 21世紀枠候補9校に選ばれる成章高校が、第80回選抜高校野球大会の21世紀枠 候補校9校に選ばれた。
毎日新聞より
 来年3月22日から13日間、阪神甲子園球場で開かれる第80回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の「21世紀枠」の候補校9校が14日、発表された。選考委員会は来年1月25日に開かれるが、今回は記念大会のため全体の出場校が4校増の36校となり、21世紀枠からも1校増の3校が選ばれる。


 戦績の基準を満たした上で、厳しい自然条件や部員不足などのハンディを克服したり、学業との両立、地域活動に貢献した学校などが46都府県の高野連から1校ずつ(広島、島根は推薦なし)推薦され、その後、北海道を合わせた9地区で候補校が絞り込まれた。
 成章(愛知)は3年連続3回目、華陵(山口)は2年連続2回目、富岡西(徳島)は7年ぶり2回目、その他の6校は初の候補校選出となる。大曲工(秋田)、華陵、長崎商(長崎)は今秋の県大会で優勝。甲子園出場経験があるのは2校で、成章は72年春、長崎商は87年夏を最後に甲子園から遠ざかっている。


◆北海道
 ◇都道府県別推薦校 武修館
 ◇候補校 武修館
 ◇プロフィル
(1)私立
(2)1964年
(3)262人
(4)1975年
(5)29人
(6)なし
(7)ベスト4
 ◇推薦理由
 濃霧、凍土など道東の厳しい自然環境を克服し、過去3年の夏・秋の大会で8強以上が4回。道東唯一の中高一貫校。部員はボランティア団体「インターアクトクラブ」の会員として、積極的に奉仕活動も行う。02年には部員が9人に満たず、大会出場を辞退した経験もある。
◆東北
 ◇都道府県別推薦校
 青森 五所川原農林
 岩手 軽米
 秋田 大曲工
 山形 山形中央
 宮城 利府
 福島 小高工
 ◇候補校 大曲工
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1962年
(3)440人
(4)1963年
(5)49人
(6)なし
(7)優勝
 ◇推薦理由
 監督が県教委から派遣され社会人野球の日本新薬で指導研修を積んだ。基礎練習を徹底し、秋の秋田大会で県南勢として39年ぶりの優勝。部員が生徒会長や学級委員長を務め、学校の中心的存在。地域に開かれた工業高校として小学生らを対象に「ものづくり教室」を開催している。
◆関東・東京
 ◇都道府県別推薦校
 茨城  水戸一
 栃木  宇都宮商
 群馬  渋川
 埼玉  栄東
 千葉  安房
 東京  東亜学園
 神奈川 川崎北
 山梨  甲府城西
 ◇候補校 安房(あわ)
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1901年
(3)836人
(4)1901年
(5)35人
(6)なし
(7)準優勝
 ◇推薦理由
 学校は房総半島の南端に位置し、少子高齢化が著しい地域にある。小規模校の多い地元の中学出身者だけでチームを構成しながらも、今夏の千葉大会は4強、秋は準優勝を果たした。高校再編計画で08年春から女子校の安房南と統合される。創立・創部100年を超える進学校。
◆東海
 ◇都道府県別推薦校
 静岡 常葉橘
 愛知 成章
 岐阜 岐阜総合
 三重 上野
 ◇候補校 成章
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1901年
(3)878人
(4)1906年
(5)74人
(6)1回(春1回)
(7)ベスト4
 ◇推薦理由
 1810年創立の旧田原藩校「成章館」が前身。廃藩置県で廃校となるが1901年に再興され、文武両道の精神を受け継ぐ。渥美半島から試合会場へ長距離移動する苦労もあるが、秋の愛知大会は04年から3年連続8強に続き、今年は4強。地元政財界などに卒業生多数。
◆北信越
 ◇都道府県別推薦校
 新潟 阿賀野
 長野 飯山南・飯山
 富山 富山中部
 石川 金沢市工(推薦辞退)
 福井 福井農林
 ◇候補校 富山中部
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1920年
(3)844人
(4)1923年
(5)36人
(6)なし
(7)ベスト4
 ◇推薦理由
 卒業生にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏や「女性の品格」の著者、坂東眞理子氏がおり、県内屈指の進学校として知られる。学業との両立で野球部の平日の練習時間は2時間に満たないが、秋の富山大会は4強進出。部員はあいさつ運動や清掃活動にも積極参加している。
◆近畿
 ◇都道府県別推薦校
 滋賀  守山北
 京都  乙訓
 大阪  桜塚
 兵庫  出石
 奈良  畝傍
 和歌山 貴志川
 ◇候補校 畝傍(うねび)
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1896年
(3)1202人
(4)1898年
(5)57人
(6)なし
(7)ベスト8
 ◇推薦理由
 旧制中学時代の1941年夏の奈良大会で優勝したが、戦時下の文部省次官通達で全国大会は中止となり、甲子園出場の夢は幻に終わる。戦後は2度決勝に進出したが、いずれも惜敗。今秋の奈良大会は8強に進出し、天理に敗退。創立111年の進学校で約半数が国公立大に進む。
◆中国
 ◇都道府県別推薦校
 岡山 岡山南
 広島 なし
 鳥取 鳥取工
 島根 なし
 山口 華陵
 ◇候補校 華陵
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1987年
(3)357人
(4)1988年
(5)47人
(6)なし
(7)優勝
 ◇推薦理由
 英語科を設け、国際理解教育を掲げた各学年3クラスの小規模校。部員確保も困難な中、88年創部の野球部は過去4年間で中国大会に6回出場している。全校生徒が日本赤十字の会員で、青少年赤十字モデル校の指定を受け、部員も近隣の養護学校などを訪問している。
◆四国
 ◇都道府県別推薦校
 香川 高松北
 徳島 富岡西
 愛媛 松山東
 高知 高知小津
 ◇候補校 富岡西
 ◇プロフィル
(1)県立
(2)1896年
(3)750人
(4)1905年
(5)35人
(6)なし
(7)準優勝
 ◇推薦理由
 元副総理の故・後藤田正晴氏をはじめ二万数千人の卒業生を輩出し、創立111年。文部科学省のスーパー英語高の指定を受けた進学校で、野球部員も毎年半数近くが国公立大に進む。練習場所や時間に制約はあるものの、質の高い練習で力をつけ、秋の徳島大会で準優勝した。
◆九州
 ◇都道府県別推薦校
 福岡  修猷館
 佐賀  鹿島実
 長崎  長崎商
 熊本  球磨工
 大分  大分商
 宮崎  宮崎工
 鹿児島 鹿屋工
 沖縄  名護商工
 ◇候補校 長崎商
 ◇プロフィル
(1)市立
(2)1885年
(3)833人
(4)1920年
(5)42人
(6)8回(春2回、夏6回)
(7)優勝
 ◇推薦理由
 男子生徒が激減し、全校生徒に占める割合は16%。部員確保にも苦労する中、秋の長崎大会で優勝し、21年ぶりに九州大会出場。部員が原爆犠牲者慰霊の「平和祈念式典」で総合司会を務めたり、清掃活動で自治体から表彰されるなど地域にも貢献している。創立122年の伝統校。
 ※表のプロフィルは(1)公私立の別(2)学校創立年(3)生徒数(4)野球部創部年(5)野球部員数(6)春夏の全国大会出場回数(7)秋季道県大会成績
プロフィルも毎日新聞

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